パターン1.新高値なのに陰線
天井となるパターンで一番多いケースである。新高値を付けた日に「大陰線」となれば、ほぼ100%の確率で、短期的には天井をつけていると考えて良い。NTTの55万円台の高値の時に出現した陰線は、その後長く、相場を支配した。高値で陰線を見たときには、手仕舞いの準備をされたし。
パターン2.出来高急増、急減
新聞報道、新高値、出来高急増は、多くのケースでは天井近しの前兆だ。特に、報道が、業績面以外であるときは、まさにこのパターンに陥る。新聞報道で一斉に買われ、買いが一巡したときには買い手がいないことを意味しているのである。
これまであった出来高が急減するときも注意が必要だ。買い方の需給が緩むことで、売りが目立つ展開になり・・・、トレンドの転換は、出来高に現れることが多い。出来高分析を忘れてはならない。
パターン3.長いヒゲ、星、十字線
ろうそく足の典型的な形状3つが相場の転換点を示唆することは多い。特に、新高値、上ヒゲ長い、陰線とくれば、決定的と書くこともできなくはない。高値圏または安値圏に出現する星や十字線は、相場の大きな転換点になる。買い方なら売り抜けの、売り方なら買戻しの準備をして損はない。
パターン4.支持・抵抗線
心理的な数字を前に相場は足踏みとなることが多い。3桁銘柄の1000円や500円刻みの価格帯など、心理的な支持・抵抗線から、25日移動平均線、一目均衡表の雲といったテクニカル面での支持・抵抗線はトレンド転換のきっかけになりやすいので注意が必要。
パターン5.日柄(サイクル)・値柄
上がり続けることも下がり続けることもない。相場が持つサイクルを重視し、このサイクルはどの程度継続していて、どの程度続けることができるかを予想することは非常に重要だ。
たとえば、安値から見て3倍にもなり期間も3カ月程度といった銘柄は、どんなに業績が良くとも触れない。下落リスクに見合うだけのリターンが期待できるのならまだしも、そこまでリスクを背負うことはない。もっと投資効率のよさそうな銘柄を探すことが重要だ。