2025.10.03 総裁選前日

Each Day Data

ダウ+78 46519 ナス+88 22844 先物-30 45040 日経+832 45769 グロース+16 731

◇東証大引け 日経平均は最高値更新 米株高で海外勢の買い加速
 3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、終値は前日比832円77銭(1.85%)高の4万5769円50銭だった。9月25日に付けた4万5754円を上回り、約1週間ぶりに過去最高値を更新した。追加利下げ観測を背景に前日の米株式市場で主要3指数がそろって最高値を更新した流れを引き継ぎ、海外勢を中心とした日本株への資金流入が勢いを増した。日経平均への影響度の高い値がさ株や日経平均先物への断続的な買いが終日途切れず、ほぼ一方的に上げ幅を拡大する展開だった。自民党総裁選を4日に控えた持ち高整理の売りは特に目立たなかった。
 前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって最高値を更新した。労働市場の減速を受けて米連邦準備理事会(FRB)が10月下旬の会合でも利下げを続けるとの観測を支えにした上昇が続いている。足元の日本株はいったん調整する場面も目立っていたが、きょうは海外勢の買いが再び加速した。ソフトバンクグループ(SBG)はじめ値がさ株の上昇が相場をけん引した。一方、小売りの一角や海運などは売りに押された。
 3日に開催された大阪経済4団体共催の懇談会での日銀の植田和男総裁の発言について「10月利上げ観測を強める内容ではなかった」との受け止めが広がり、外国為替市場で円相場が対ドルで弱含むと、投機筋の先物買いがさらに勢いを増した。日銀は前回9月の会合で上場投資信託(ETF)の売却方針を決めたが、現時点では利上げを急がないとの見方が株の買い安心感を強める展開となっている。
 東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比41.77ポイント(1.35%)高の3129.17だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反発して、22.88ポイント(1.70%)高の1365.01で終えた。
 東証プライムの売買代金は概算で5兆2077億円、売買高は23億10万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1241と全体の約7割超を占めた。値下がりは320、横ばいは55だった。
 アドテスト、東エレク、ファストリ、リクルートが上昇した。一方、良品計画、ニトリHD、任天堂、レーザーテクが下落した。