2025.10.07

ダウ-63 46694 ナス+161 22941 先物+400 48590 日経+6 47950 グロース+0 752

◇東証大引け 日経平均は連日最高値 米ハイテク株高が追い風
7日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、終値は前日比6円12銭(0.01%)高の4万7950円88銭と、連日で過去最高値を更新した。前日の米ハイテク株高や、外国為替市場での円安・ドル高を追い風にリスク選好姿勢を強めた海外投資家の買いが優勢だった。相場の過熱感を意識した売りや今後の国内政権運営を巡る見極めムードは指数の上値を抑え、午後は下げに転じる場面もあった。
前日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が最高値を更新した。米利下げ観測を支えに半導体や人工知能(AI)関連の上昇が目立った。東京市場でもアドテストやソフトバンクグループ(SBG)といった値がさの一角に加え、フジクラはじめAI関連銘柄の上昇が相場を押し上げた。
トヨタなど輸出関連株にとっては円安・ドル高も買いを誘う要因になった。自民党新総裁に高市早苗氏が就任したのを受けて市場では「日銀は10月の会合で利上げを見送る」との思惑が広がっている。さらに高市氏のもとでの政策運営が財政拡張的になるとの見方も円売り・ドル買いを促し、7日の東京外国為替市場では1ドル=150円台後半まで円安・ドル高が進む場面があった。半面、円安によるコスト高も懸念され、イオンやハイデ日高、ゼンショHDといった内需・外食関連株では下げが目立った。三菱UFJなど銀行株も下落した。
高市新総裁による政策期待から6日に日経平均は2000円強上昇していた。チャート分析上で長期的な株価トレンドを示す200日移動平均からの上方乖離(かいり)率は20%を上回り、相場の過熱感が意識されやすかった。日経平均は朝方に前日比580円ほど高い4万8500円台まで上昇した後は持ち高整理や利益確定目的の売りが強まり、15時過ぎには下落に転じる場面もあった。指数寄与度の大きい東エレクやファストリのほか、レーザーテクの下げが目立った。
自民党は7日午前、党本部で臨時総務会を開き、新たな執行部を正式に決めた。今後は臨時国会での首相指名に備えて閣僚の人選も進める。政権運営を巡って連立の枠組み拡大が実現するか見極めたいとの声も聞かれ、午後にかけては様子見ムードも広がった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は前日比1.85ポイント(0.06%)高の3227.91と、連日で最高値を更新した。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反落し、1.64ポイント(0.12%)安の1414.14で終えた。東証プライムの売買代金は概算で6兆6084億円、売買高は25億852万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は800、値下がりは747、横ばいは69だった。
 KDDI、第一三共、日東電が上昇した。一方、TDK、ファナック、トレンドが下落した。