ダウ-215 47739 ナス-32 23545 先物-300 50290 日経+73 50655 グロース-4 666
9日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、終値は前日比73円16銭(0.14%)高の5万0655円10銭だった。8日の米株式市場で半導体関連が上昇した流れを引き継ぎ、9日の東京市場でも値がさの半導体関連が買われた。日経平均は上げ幅を一時200円強に広げたが、積極的な上値追いの動きは限られた。日本時間11日早朝に12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されるとあって、主力株には持ち高調整の売りが出やすく、日経平均は下落する場面も目立った。
8日の米市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が続伸し、およそ1カ月ぶりに最高値を更新した。米半導体大手エヌビディアなどが買われ、9日の東京市場でも東エレクやディスコなど値がさの半導体関連銘柄に買いが波及した。人工知能(AI)がロボットや機械を自律的に制御する「フィジカルAI」の関連銘柄も上昇国内金利の先高観はなお根強い。9日夕には日銀の植田和男総裁が英フィナンシャル・タイムズ(FT)のイベントで同紙のコメンテーターと対談する。インフレや金利上昇、財政への影響などについて議論する。日本時間11日早朝にはFOMCの結果公表を控え、重要イベントを前に主力株には売りが出やすかった。
フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッドは「市場では日銀による12月の金融政策決定会合での利上げと、米連邦準備理事会(FRB)による12月利下げが相当程度織り込まれたが、日米中銀ともに市場の見立て通りに動かないリスクも警戒され、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた」と話した。増沢氏は高市早苗内閣の高い支持率を踏まえ、2026年中に衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方が意識されていることは相場の支えになっているとも指摘した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は0.61ポイント(0.02%)高の3384.92だった。JPXプライム150指数も続伸し、0.15ポイント(0.01%)高の1459.73で終えた。東証プライムの売買代金は概算で4兆8935億円、売買高は20億4509万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は567。値下がりは971、横ばいは70だった。ソフトバンクグループ(SBG)とレーザーテクが高い。イビデンと住友電も上昇した。塩野義と第一三共も買われた。一方、ファストリが安い。TDKとダイキンが下落した。任天堂やコナミG、三井不が売られた。



