ダウ-179 49310 ナス-219 24438 先物-260 58880 日経+575 59716 グロース-9 768
24日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比575円95銭(0.97%)高の5万9716円18銭と22日以来、2日ぶりに最高値を更新した。前日の米半導体株高を受け、日本でもアドテストやイビデンなど人工知能(AI)・半導体関連への物色が活発化した。日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。中東での軍事衝突への懸念が和らいだのも投資家心理を支えた。このところの急上昇を受けた利益確定売りで、日経平均は伸び悩む場面もあった。
23日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は17日続伸し、初めて大台1万を上回って最高値を連日更新した。23日に四半期決算を発表した半導体大手インテルが同日の時間外取引で急伸し、同社を主要顧客とするイビデンやレーザーテクが大きく上昇した。アドテストは2カ月ぶりに株式分割考慮ベースの上場来高値を更新し、ソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、TDKなどが上昇した。一方、日本企業で時価総額が最大のトヨタは4日続落し、年初来安値を連日更新した。
トランプ米大統領は23日、イスラエルとレバノンの停戦が3週間延長されるとSNSで発表した。両国は米東部時間16日午後5時から10日間の停戦で合意していた。イランは米国との戦闘終結の条件にイスラエルによる親イラン組織ヒズボラへの攻撃停止を求めていた。ヒズボラの拠点があるレバノンとイスラエルの停戦が延長されれば、米・イランの停戦協議が前進するとの期待にもつながり、投資家心理を支えた。
取引時間中では下落する場面もあった東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりの反発で終えた。終値は0.21ポイント(0.01%)高の3716.59だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、1.92ポイント(0.12%)高の1570.25で終えた。
東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「投資家の多くは主要企業の27年3月期業績見通しが保守的になるガイダンスリスクへの備えはある程度できているとみられる。決算発表を受けて選別物色が進んでも日本株の上昇基調は変わらない」と話していた。東証プライムの売買代金は概算で7兆4853億円、売買高は22億3997万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は550。値下がりは973と6割を占め、横ばいは50だった。外資系証券が目標株価を引き上げた太陽誘電や村田製が買われたほか、ファストリや味の素も上昇した。一方、24日朝に決算発表日を延期すると公表した第一三共が売られたほか、26年12月期の利益見通しを引き下げたキヤノンも売りに押された。



