ダウ+288 48731 ナス+51 23613 先物+150 50490 日経+63 50407 グロース+12 676
25日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比63円69銭(0.13%)高の5万0407円79銭だった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも総じて買いが優勢だった。もっとも年末を控えた利益確定や持ち高調整目的の売りが上値を抑え、日経平均は小幅ながら下げに転じる場面もあった。
25日はクリスマスとあって欧米をはじめ多くの国・地域で休場になる。市場参加者や手掛かりとなる材料が少なく、相場全体の方向感は乏しかった。東証プライム市場の売買代金は概算で2兆9824億円と今年最低で、2023年12月28日(2兆6966億円)以来2年ぶりに3兆円を割り込んだ。
クリスマスの前日で短縮取引となった24日の米市場でダウ工業株30種平均は5日続伸した。約2週間ぶりに過去最高値を更新し、東京市場でも投資家心理が上向いた。一方、人工知能(AI)や半導体関連の一角は足元の株価上昇が目立っていたため、利益確定売りに押された銘柄も多かった。
日銀の植田和男総裁は25日、経団連の審議員会で講演し、「賃金と物価がほとんど変化しない、いわゆるゼロノルム(社会通念)の世界に戻る可能性は大きく低下している」と説明した。また「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、経済・物価情勢の改善に応じて引き続き政策金利を引き上げていく」とも話した。市場では「一部で(利上げに前向きな)『タカ派』への転換を予想する声もあったが、従来通りの見方を示したことが株の買い安心感につながった」(外資系証券トレーダー)との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は10.61ポイント(0.31%)高の3417.98だった。JPXプライム150指数も反発し、4.66ポイント(0.32%)高の1452.94で終えた。東証プライムの売買高は13億3721万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1164。値下がりは389、横ばいは51だった。ファナックやTDK、ソニーGが高い。塩野義や第一三共が上昇した。トヨタやコナミG、任天堂が買われた。一方、アドテストやフジクラ、ソフトバンクグループ(SBG)が安い。ファストリやイビデンが下落した。良品計画やニトリHDが売られた。



