2026.06.05

Each Day Data

ダウ+874 51561 ナス-23 26830 
先物-30 67610 日経-882 66588 TOPIX-2 3949 グロース+21 765

◇東証大引け 日経平均は続落 AI・半導体関連に売り
5日の東京株式市場で日経平均株価は続落した。前日比882円57銭(1.31%)安の6万6588円12銭で終えた。前日の米半導体株安を受け、東京市場では相場上昇をけん引してきた人工知能(AI)・半導体関連株に利益確定売りが膨らんだ。日経平均は下げ幅を1600円あまりに広げて節目の6万6000円を割り込む場面があったものの、出遅れ銘柄への物色が支えとなり次第に下げ渋った。
4日の米株式市場では米半導体大手ブロードコムがAI半導体の売上高見通しを据え置いたのをきっかけに株価が急落。主要な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%あまり下げるなど関連株に売りが及んだ。東京市場ではAI・半導体関連株が大きく売られ、東エレクとアドテスト、イビデンの3銘柄だけで日経平均を850円あまり下押しした。
立花証券の鎌田重俊参与は「半導体関連の一部はこれまでの急ピッチの上昇で『高所恐怖症』に陥る投資家も出ており、いったん利益確定売りが出ている」と指摘する。来週12日には米宇宙会社スペースXが上場すると見込まれ、大型の新規株式公開(IPO)に向けて換金売りが出やすくなるとの見方もAI・半導体関連株の下げにつながったとみていた。
日経平均は大引けにかけて下げ渋った。5日夜には5月の米雇用統計が発表される。内容次第では米連邦準備理事会(FRB)の利上げ転換を後押しするとの見方もくすぶり、様子見ムードが強まった。キオクシアやTDKなどAI・半導体関連株の一部には押し目とみた買いが活発となったのも、日経平均を下支えした。
東証プライム市場では値下がり銘柄数が340と全体の約2割にとどまった。8割近くにあたる1196銘柄は上昇し、横ばいは28だった。業種別では海運や保険、不動産などAI・半導体関連株に比べて出遅れていた銘柄への買いが目立ち相場の支えとなった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続落し、終値は2.76ポイント(0.07%)安の3949.09だった。JPXプライム150指数も続落し、3.83ポイント(0.23%)安の1658.28で終えた。東証プライムの売買代金は概算で9兆8535億円、売買高は22億2895万株だった。京セラや信越化、ファナックが下げた。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やトレンド、第一三共は上げた。