2026.02.09 魚住 与党圧勝

Each Day Data

ダウ+1206 50115 ナス+490 23031 先物+2080 46490 日経+2110 56363 グロース+4 714

◇東証大引け 日経平均は大幅続伸 初の終値5万6000円台、自民大勝で政策期待
9日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、終値は前週末比2110円26銭(3.89%)高の5万6363円94銭だった。3日に付けていたこれまでの最高値(5万4720円)から大きく水準を切り上げ、初の5万6000円台で終えた。8日投開票の衆院選で与党・自民党が大勝し、政権基盤の安定で高市早苗首相の政策推進力が増すことへの期待から海外投資家などの買いが集まった。アドテストなど値がさ株中心に上昇して相場を押し上げた。日経平均の1日の値上がり幅としては歴代5位となった。決算銘柄の売買も活発でプライム市場の売買代金は過去最大だった。
日経平均は前場には上げ幅が3000円を超え、5万7000円台に乗せる場面もあった。衆院選では自民党が316議席を確保し、単独で定数の3分の2を上回る歴史的な大勝となった。高市早苗首相が積極財政を推し進め、財政出動強化による景気拡大や人工知能(AI)・半導体、バイオなど成長戦略の具体化に向けた動きが加速するとの見方が広がった。前週末の米株式相場の大幅高も追い風に、目先の上昇を見込んだ海外短期筋などによる株価指数先物買いがけん引して朝方は上昇が加速した。
日経平均は後場にかけては伸び悩む展開となった。今後の歳出規模拡大を意識して9日は金利が大幅に上昇し、上値では利益確定売りが出た。財政を巡る今後の高市首相の言動や政策について見極めたいというムードも次第に広がった。
決算発表を受けた個別株の売買が活発だった。川重や住友鉱が決算を好感した買いで上げ幅を拡大した。一方、上昇が目立っていたフジクラは取引時間中に今期の業績予想を上方修正したものの、利益確定売りも出て下げて終えた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は前週末比84.57ポイント(2.29%)高の3783.57と、前週末に続いて最高値を更新した。取引時間中には初めて3800台に乗せる場面もあった。JPXプライム150指数は続伸し、41.32ポイント(2.70%)高の1572.68と、算出来の高値で終えた。東証プライムの売買代金は概算で10兆4558億円と、過去最大となった。売買高は30億6040万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1252と全体の約78%だった。値下がりは293、横ばいは52だった。ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、中外薬が上昇した。一方、KDDI、東エレク、ソニーGが下落した。ホンダ、SUBARUなど自動車株で下げが多かった。トヨタも下落して終えた。