2026.05.12

Each Day Data

ダウ+95 49704 ナス+27 26274 先物+490 62890 日経+324 62742 グロース-24 818

◇東証大引け 日経平均は3日ぶり反発 324円高 AI・半導体関連が押し上げ
12日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比324円69銭(0.52%)高の6万2742円57銭だった。前日の米半導体株高を受けて人工知能(AI)・半導体関連株が買われて日経平均を押し上げた。だが、相場の過熱感が警戒されるなか、半導体関連の一部には利益確定の売りも出やすく上値は限られた
11日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が最高値を更新した。メモリーの需要拡大期待からマイクロン・テクノロジーが大幅高となり、エヌビディアも上場来高値を付けた。東京市場ではソフトバンクグループ(SBG)が買われたほか、前日に好決算を発表したのもあってイビデンが上場来高値を更新した。AI・半導体関連株の物色が活発で日経平均は上げ幅を800円に広げ、節目の6万3000円を上回る場面があった。
AI向けデータセンター関連である電線株の上げも目立った。14時に発表した2027年3月期の連結純利益見通しが市場予想を上回った古河電は制限値幅の上限(ストップ高水準)まで急伸。15時に今期の業績見通しを公表した住友電も上場来高値を更新する場面があった。古河電の森平英也社長は12日の決算説明会で「AI関連の需要は旺盛」だと語るなど経営陣からの前向きな見通しが示されたことも投資家心理を上向かせた。
午前は日経平均が250円あまり下落する場面もあった。一時6万3000円を超えるなど最高値圏での推移が続き、市場では短期的な相場の過熱感への警戒が根強い。ブルームバーグ通信の報道で、韓国ではAIブームによる税収を国民に「配当」する案が浮上していると伝わった。韓国株式市場では半導体メモリー大手のサムスン電子株が大きく下げる局面があり、東京市場でもキオクシアなどに利益確定売りを促した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は31.97ポイント(0.83%)高の3872.90だった。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反発し、9.41ポイント(0.58%)高の1618.74で終えた。東証プライムの売買代金は概算で10兆4392億円、売買高は28億1228万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は674で、値下がりは849、横ばいは50だった。三菱商や三井物などの商社株が買われたほか、清水建や大林組などの建設株が上昇した。一方、ファストリや良品計画などの小売株が売られ、アドテストやレーザーテクなども下落した。

●富士フィルム決算で利確

●ドリコム決算