ダウ-118 50461 ナス+312 26656 先物+370 65510 日経0 グロース
27日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、終値は前日比3円32銭(0.01%)高の6万4999円41銭だった。米ハイテク株高でリスク選好に傾いた海外投資家の買いが日本株にも入り、相場を押し上げた。朝方には取引時間中として初めて6万6000円を上回る場面があったが、上値追いの勢いが一服すると次第に上げ幅を縮小した。ソフトバンクグループ(SBG)が利益確定売りに押されたのが相場の重荷となり、日経平均は大引けにかけて失速した。
決算発表を経て日米で人工知能(AI)・半導体関連に対するアナリストの目標株価引き上げが相次ぐなかで、前日の米株式市場ではマイクロン・テクノロジーが急伸。AI・半導体株に対する投資家の強気姿勢が一段と強まった。東京市場でもSBGやアドテスト、東エレクなどに買いが先行して日経平均は上値を試した。一時は1400円あまりに上げ幅を拡大して取引時間中としては初めて6万6000円台に乗せた。
一方、SBGは朝方に上場来高値を連日で更新した後は次第に売りに押され、5営業日ぶりに反落した。SBGを巡っては出資先であるオープンAIの上場申請期待が根強い半面、直近までの上昇ピッチが急だったことから利益確定売りが出やすく、大引けにかけて下げ足を速めた。同じく、モメンタム(勢い)重視の買いを集めていたとみられるキオクシアにも売りが優勢となった。日経平均は大引けにかけて大きく上げ幅を縮める展開となった。
27日の国際コンファランスでの日銀の植田和男総裁の発言が「6月の利上げを織り込ませる内容ではなかった」との受け止めからみずほFGなど銀行株にも売りが出た。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は前日比20.45ポイント(0.52%)安の3918.01だった。JPXプライム150指数は続落し、3.85ポイント(0.23%)安の1643.21で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で11兆643億円、売買高は24億6133万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は720。値下がりは790、横ばいは58だった。ファストリ、信越化、コナミG、KDDIが上昇した。一方、イビデン、ファナック、村田製、アステラスが下落した。



