ダウ+258 49590 ナス+62 23733 先物ー 日経+1609 53549 グロース+5 712
13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、終値は前週末比1609円27銭(3.10%)高の5万3549円16銭だった。初の5万3000円台となり、最高値を1週間ぶりに更新した。高市早苗首相が衆議院を解散する検討に入ったとの観測を受けて、政策推進に期待した海外投資家などの買いが優勢だった。日経平均は1900円近く上昇する場面もあった。
前週末から衆院解散を巡る観測が広がるなか、13日午後には共同通信が「高市早苗首相は23日召集予定の通常国会冒頭で衆院を解散する意向を自民党幹部に伝えた」と報じた。支持率の高い高市政権が勝利すれば一段と財政拡張的な政策を進めやすくなるとの思惑から外国為替市場では円相場が1ドル=158円90銭台と、約1年半ぶりの円安・ドル高水準を付けた。トヨタなどに買いが強まり、東証株価指数(TOPIX)は後場に一段高となって初めて3600台に乗せる場面があった。国内債券市場では金利上昇が加速し、三菱UFJはじめ銀行株も買われた。
一方、ニトリHDやセブン&アイといった内需株の一角は円安によるコスト高が懸念されて逆行安となった。日経平均は株価指数先物主導で朝方に付けた5万3800円台をきょうの高値にやや上値が重くなる場面もあった。もっとも、米国株が堅調さを維持するなかで日本株に対してもリスク選好に傾く投資家は多く、日経平均は上げ幅を大きく縮小する展開にはならなかった。
TOPIXは大幅に続伸した。終値は前週末比84.78ポイント(2.41%)高の3598.89と、最高値を更新した。JPXプライム150指数は続伸し、35.15ポイント(2.36%)高の1527.34で終え、算出来の高値を更新した。東証プライムの売買代金は概算で7兆7562億円と2カ月ぶりの高水準だった。売買高は27億3879万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1063、値下がりは486、横ばいは55だった。アドテスト、東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリが上昇した。一方、TDK、リクルート、任天堂が下落した。



