ダウ+129 49662 ナス+175 22753 先物+260 57520 日経+323 57467 グロース+1 760
19日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比323円99銭(0.57%)高の5万7467円83銭だった。前日の米ハイテク株高を背景に、東京市場でも半導体関連の一角が買われた。外国為替市場で円相場が対ドルで下落し、自動車など輸出関連も上昇した。18日に第2次高市早苗内閣が発足した。安定した政治基盤の下で経済政策を進められるとの見方から、日本株に対し先高観を持つ海外投資家からの買いが活発化した。日経平均の上げ幅は500円を超え、10日に付けた最高値(5万7650円)を上回る場面があった。
東京市場でも朝方から東エレクやディスコなど半導体関連を中心に買いが先行した。外国為替市場で円相場が一時、1ドル=155円台と1週間ぶりの水準まで下落し、トヨタなど輸出関連の一角も買われた。米ブルームバーグ通信は19日、米オープンAIの新たな資金調達額が1000億ドル(約15兆5000億円)を突破する可能性が高いと報じた。オープンAIに出資するソフトバンクグループ(SBG)株も買われ、日経平均を押し上げた。
経済産業省などは18日、日米関税交渉で合意した5500億ドル(約85兆円)の対米投融資の第1弾が決まったと発表した。発表を受け、関連する住友電など電線株も物色された。NHKは19日に「(対米投融資の)第2弾の選定作業で、次世代型の原子炉の建設などをめぐって具体的な検討が進められていることがわかった」と伝えた。原発部材を手掛ける日立と日製鋼が物色された。
日経平均の上値が重くなる場面もあった。朝方は堅調に推移していたアドテストは11時以降、急激に弱含み、下げに転じた。同社のネットワーク内の一部システムに影響を及ぼした可能性のあるランサムウェア(身代金要求型ウイルス)を伴う事象が発生したと発表し、情報流出リスクへの警戒などから売りが膨らんだ。アドテストは午後に下げ幅を広げ、1銘柄で日経平均を250円あまり押し下げた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は44.84ポイント(1.18%)高の3852.09だった。JPXプライム150指数は続伸し、13.71ポイント(0.87%)高の1588.42で終えた。東証プライムの売買代金は概算で7兆1048億円、売買高は23億2260万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1115。値下がりは428、横ばいは53だった。信越化やファナック、フジクラが上げた。一方、ニトリHDやKDDI、富士フイルムは下げた。



